退屈_1

退屈は今過ごしている時間と過去に過ごした刺激的な時間との比較において生じます。すなわち、それは、この同じ時間であんなに楽しいことができるのに、今はできないという悔しさから生じていると言えます。
考えて見てください、ハイデガーはベンチに座って四時間電車を待つ際の退屈さについ手述べていますが、それは彼がそのような状況をすでに経験したことがあるからなのです。

刺激の量と退屈さ反比例するのです。

では私にとっての刺激とは何なのでしょうか?どうして、同じ環境で生きていても、私は刺激が少ないと感じるようになってしまったのでしょうか?それは自分で自分の行動に箍をかけているからでしょうか?