余はいかにして仕事人間となったか
- 並の人間は忙しすぎると仕事以外にやることをなくしてしまう
- 仕事人間になりたくてなるのではない、環境に適合するためにならざるを得ないのだ
- 仕事に没頭するがためにほかのことに楽しみを見出せなくのではない、仕事をしてるうちに他の楽しいことをわすれてしまうのだ
- いろんな興味が減退していく、そして残るのは仕事のみ
- タスクを消化することのみが快楽の仕事人間がこうして生まれる
- 例えば読書、学生時代は哲学、エッセイ、社会学といった様々なジャンルの本を読んでいたが、今はどうだ、現実のつらさから逃れるための「生きづらい男の処方箋」の様なエッセイものばかりを読む始末だ
- しかし、おなじ会社には自分以外もにもおなじ境遇の人間がたくさんいる、そいつらと俺の違いはなにか